TED公式サイト
2012年から気になっていた映画、2013年の1発目はコレと決めていたので公開初日に六本木ヒルズにて。
吹き替えは有吉というのが話題にはなりましたが、クマなのに少し鼻に掛かった声ってのはしっくりこないので、字幕版にしました。
始めの10分くらいで、TEDがしゃべり出す幼少期からオジサンになるまでのダイジェストから始まるのですが、これがテンポ良く音楽も◎、一気に進み映画の中に入り込めます。それにしてもCGが凄い自然。
字幕の訳をあまり意識したことなかったけど、今回はダジャレというかギャグもあるので気にして観ていると。ギリギリまで字幕を精査していたんだろうなぁという苦労が見える。
基本はアメリカンジョークなのだが、日本人にもわかりやすいように最近使われているキーワード、例えば「くまもん」とかが出てきたりする。ただし、アメリカならではの番組とかヒーローとかパロディものが映像として出てくると補足のしようがないので、なんとも日本人には捉えづらいものもあるが、それは映画のテンポとバカバカしいノリで十分カバーできて楽しさは十分にある。
このB級的な映画ではあるが、ちゃんと隠し球も用意してあるところが周到。マイナー俳優が多い中ノラ・ジョーンズが出てきて卑猥な事を言うってのはサプライズだった、事前情報では特にノラについては取り上げられてなかった点からも、これを明らかに”隠し味としてのスパイス”として使った制作サイドのセンスは秀逸だと思う。これでタダのおバカ映画でなく、エンターテイメントとしてまとまった要因だろう。
世の中の男子であれば、一度はペットやぬいぐるみになってみたいという願望を抱いたことがあるだろう。その欲望を十分に「俺だったらそれやるわw」という疑似体験ができる点は、これぞ男子映画。
昨今は、”女子会”とか○○女子とかが目立つが、この映画こそ”男子会”として見に行くのもいいだろう。
ちなみに、気になる女子とのファーストデートにしてはいけないので注意w
確かに、年頃の男子の頭の中は半分以上こんな感じだね。
TEDがいたら手放したくない気持ち凄いわかるなぁ。
TED
2013/01/18