ないのにある・あるのにない

2005/08/23

実はマイナスだったり、持ってなかったり、知ってなかったりということを瞬間的に逆を答えてしまうことも時にはある。もちろん仕事などの場合ではあまり起こりえないのだが、普段の生活の中での話しには少なからず経験はあるはず。
ある意味嘘なのかもしれないが、そこに心理的なものがあった場合だったり、質問した相手には嘘でも真実でもどっちでも良かった場合は、ある種の言い訳が成立するんじゃないかなと思う。
例えば、「前の飲み会の清算ってマイナス(赤)でなかった?」と聞かれた場合、それをYesと答えたなら・・・決行めんどくさいことがでてくる、小額なマイナスなら、そのめんどうには代えられない場合もある。本質的にそれでいいのかというとまた別の話だが、そういう理論的に考えて反対のことを言うことがある。
また心理的な面では、認めたく無い場合もあるだろう。ある質問の答えが事実はNoなんだけど、それをNoと認めるまでにまだ自分の中で整理できていないことだったり、それがYesになって欲しいからYesと答えてしまったり、Noという自分が嫌だったり。
理論的であっても、心理的であっても、これらを後から取り消したり、言い直したりするのって判断が難しい。タイミング的なこともあるし、相手にとってはどちらでもいいことだったら言いなおす必要が無い気もする。
反射的に言ってしまう怖さを痛感することがたまにある。言った直後でなく、ほんの少ししてから、反対を言ってしまったことに気づく。そういう小さなことが気になって言い直すべきか・・・迷う。もっとも悩むときは、AさんとBさんとの会話では、Yesと答えたけど、その答えはAさんにはどっちでも良く、Bさんには結構重要だったりすると・・・・どうしていいものか・・・。