手作り味噌作り、麹と豆の凄さを実感。

2015/03/23

去年の脱穀した大豆を利用して味噌の仕込みイベントへ。
5時過ぎに出発して下で台場方面へ、日が昇り始める頃にレインボーブリッジを渡りアクアラインへ。ちょっと早めだけど快適道路で現地へ。菜の花と晴天に恵まれアウトドア日より。

千葉南房総の三芳にある工場をお借りして、大豆を0.6気圧で茹でる。その間、前もって準備してもらっていた麹をほぐす。初めて麹を触るけど、甘い香りで食べるとポン菓子のような優しい甘さ。これを触った手がスベスベになったり、麹の能力に驚く。
茹で上がった大豆を40度くらいまで冷まし、麹と塩と混ぜ合わせる。なじんだらミンチマシンでペースト状態に。それを団子状に丸めて容器に空気を入れないように詰めていく。

茹でから詰めるまでが合計で4時間弱。
あとは半年以上寝かせてできあがりを待つのみ。

お昼御飯は近くの鄙の里(ひなのさと)で、人気のかき揚げ丼。
かなりボリュームあって、爽快な晴れの空の下で気持ち良いランチでした。

3人の仲良し少年が無邪気に遊ぶ姿、菜の花畑の前でアイスを片手に黄昏れる姿に和まされる。

途中、参加者の方のお寺に立ち寄り。
立派な佇まいで庭や裏山にはいろんな草木。
井戸があったり、広い軒下があったりと、あまり見られない光景は新鮮だった。
コーヒーやアイスもいただき和やかな時間….贅沢だ。

主催者宅の農場に立ち寄り、木蓮の綺麗な花、プラムの花など初めて見た。
去年末、自分たちで蒔いた小麦の成長を見に畑へ。

綺麗な緑の葉が茂って元気に育っておりました、実りが楽しみです。
若い麦に、麦踏みを施し農場に戻りお茶タイム。

ケツメイシのお茶を出してもらったり、味噌クラッカーで、こたつを囲み雑談。
あたりはすっかり暗く途中雨も降ったけど、ワイワイと寛いでしまいました。

帰ろうと思う18時頃には、道路は激混み….時間づらしもかねて皆さんと中華の住吉へ。

地元っぽさ抜群ではあるが立派なお店。みんなでシェアして全部美味しいんだけど、個人的にはあまり食べる機会が多くない春巻き、麻婆豆腐、五目そばがうれしかった。それにお腹いっぱいなのに1人1,000円も行かないなんて。。。
農家の話や、移住の話など知らないことだらけで、現状をわかり易く教えてもらいました。
自由を求めて移住は危険なこと、育てるものや地域の関わりのバランスを取ることで支え合ったり。
深いなぁ。

食べ終わる頃には渋滞は引いて、難なくアクアラインへ。
本当は朝早かったし、疲れて御飯だったから睡魔が来ると思いきや、あいのりしたメンバーの方と盛り上がって楽しすぎたのであっという間に都内まで。高速バスだったら寝て帰れたのにね、、ありがたい。

乗り慣れない首都高で、ある意味迷子になるというちょっとした楽しいイベントもあり。

改めて複雑な東京の仕組みに呑まれた感じが敗北感w。でも、リベンジとなるものが見えたということは、良質イベントとしての証である課題が出来たという面では、最高の終わり方だと思う。

さて、主たる目的であった味噌仕込みも無事終え。
自分たちの育てたものがこうやって課程として体験できるイベントというのは本当に貴重で、主催者や工場や農場の方に本当に感謝です。ありがとうございました。
お土産にいただいた去年の味噌と醤油ですが、味見したら激旨でした!
ますます楽しみだし醤油もやってみたい。