ベンジャミンと苦虫女

2009/02/16

近頃バルト9から六本木ヒルズに移行しつつあるこの頃。
(・・・だって駐車場タダなんだもんっ!)
ベンジャミン・バトン見ました。
13日金曜日だったけどねw。25時スタートだったけど客は結構いた。
前評判も良くCGなどの技術的にも非常に興味があったのですが、
一言で簡潔に。凄い良かったです。
ちょっと時間が長い気もしましたが、喜びあり、涙あり、笑いあり。
内容的には盛りだくさんでした。テンポも良く飽きなく鑑賞。
1人の男性の生涯を描く映画だが、通常ではありえない歳の取り方をするのはとてもファンタジック。しかし、人間の生涯というものをどう考えるか。
観た人それぞれの人生があるからとらえ方に違いはあるものの。
考えるというか感じる余韻が何か見終わってからいいなぁと。
決してメッセージ性の強い映画というようには見えないので
「監督のメッセージとは?」を考えるような意味での「余韻」ではなく、
シンプルに「違う見方のできる人」に少しだけ近づけるという意味でとてもよかった。
一方、映像(CG)としての技術力には驚き。
老人部分はメイクで何とかいけそうだけど、若い頃というのはどうなるだろうという期待があったけど、見事な技術。
それに道具やバイクなどのセットが良い感じだった、バイクの色が変わってたりするのも、さらっとなのでセンスあって格好いい。
ネタばれに近いけど、ベンジャミンと彼女がメゾネットではしゃぎ回る生活のシーンがとても印象に残った。あんな生活に憧れるね。
3時間近い映画だけど、数カ所ストーリーを端折っているところがある。
結構重要な気もしたけど、これ以上長いのもつらいし、ある意味では監督の伝えたいところはどこなのか?を感じとる上では、必要ないシーンだとおもえば納得でした。
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百万円と苦虫女
たまたま同僚がもっていたので借りて観た。
個人的には家で、ダラ〜と観るには楽しかったです、これ映画館だったら・・・評価下がりそうだけど。
蒼井優は、等身大の年齢の雰囲気が出てて、役柄ちょい癖があるのがハマッてたと思う。時折ボソボソっと言うセリフとかは何か良かった。
百万貯まったら次の場所に引っ越すという設定だけど、もう一回くらい引越して欲しいかな、何か回数すくなくてそのコンセプトが弱く感じた。
観てわかったのが意外にも恋愛ストーリーだったこと。
後半から展開するんだけど、女の子の”恋する瞬間”が何か印象的によかった。
まぁ全体としては良かったけど、結局この「百万円と苦虫女」というタイトルはどうかなって思う。
完全に狙ってたのかしらんけど、何か見終わって思うと感じ悪いかな。
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