農業お手伝い:大豆脱穀&小麦種蒔き@千葉

2014/12/18

赤城山トレック翌日に、イベント参加を強行。
友人からお誘いを受けてヤマダパラダイスファームさんの大豆脱穀&小麦種蒔きのお手伝いに。

アクアラインを渡り南へ。
以前登った、鋸山のあるエリア。

庭には、山羊のヒジキさんと綺麗な水仙。
しばし山羊と戯れ、いざ作業へ。

今回は、大豆の脱穀と小麦の種まき。

大豆はオールドスタイルの足踏み脱穀機を使う。
乾燥させた大豆をローラーにかけて、枝と実にわける。

この時点でサヤから豆も出るものもあるが、
多くはサヤに入ったままなので、ビール瓶で叩いたり、手でつかみほぐす。
ざっくりと終わったら分別機に。

手で風車を回し、上から入れた大豆から殻やゴミを横に吹き飛ばす。
実は重いのでそのまま下に落ちて集まる仕組み。

これもなかなか塩梅よく落ち口を調整しないとゴミまで下に。
そして年季の入った機械はちょいちょいガタが来てるけど、その場その場で改良したり修理したりあるもので工夫して何とかしちゃう。

そうそう、こういう工夫とか超楽しい。
古い道具を使うと”不便”って思うようだけど違って、とにかく”この道具があるだけ幸せ” とか ”昔の人は凄い” という感想ばかり。

果てしない大豆の山をみて、これがいくらで売れると聞いた時には。。。。
脱穀された豆も欠けたり、変色したりで、さらに選別。

作業をしてて思ったけど、完全を目指していると日が暮れる。
ほどよい塩梅で諦めたり切り上げたりが必要だけど。
やっぱり1粒1粒のありがたさを実感。

お昼は、竈炊き名人こと、ゼンさんがお釜で御飯を炊いててくれた。
おかずは農場の作物ばかり。
猪肉カレー、ブロッコリー、とうもろこし、菜葉、甘酢漬けなど。

とんでもなく豪華な食卓に、食べきれないほど。。ごめんなさい。。

食後は、焚き火にあたりながら一息。
大豆作業に戻ると、殻を燃やしてたドラム缶に焼き芋出現、ゼンさんやるな。。

黒大豆の作業も進める。
黒大豆の方が粒が大きく、殻から離れづらい。。
握力を駆使して、なんとか大豆は終了。

続いては、小麦の種まき。

20m×40mほどの畑に、30cm間隔で踏み後をつけて、そこに種を蒔いていく。

踏み跡つけて、蒔いて、桑で土かけて。。の繰り返し。
これがまた腰にくるねぇ。

大豆で腕をやられ、小麦で足腰。
もうヘロヘロです。。果てしない。。。が種切れで終了。
時間は16時ごろ、夕日が綺麗でした。そして寒い!

ファームに戻ってお茶をいただき、帰りがてら浜焼きへ。

雰囲気を味わいたいだけなので、サザエとアサリと牡蠣を少し焼いて。
となりの食堂「ばんや」へ。

定職の大半が2,500円。ちょっと高額だが、、まぁ観光客向けなので。。
でも、かなり豪華で皆残してしまうくらい。

自分は試しに1,000円の漁師鍋と御飯。
これも2人前はあって、もうギリギリ。。満腹で眠い。。

さすがに前日のスノートレックとのダブルパンチはしんどかった。。
海ほたるまでは、仮眠を取らせてもらって途中からはバッチリ安全運転。

本格的な農業体験はしたことがなかったので、貴重な体験でした。
アウトドアでも色々なことがまだまだやったことないので、これからも機会があればやっていきたい。

来年はこの大豆で味噌作りだそうです。
小麦の実りも楽しみです。

ヤマダパラダイスファームの永太郎&ゆかりさん。
それと他の参加者も含めてお世話になり、ありがとうございました。