http://www.space-expo2014.jp
NASA・JAXAの企画展。夏休み終わったら少なくなるだろうということで幕張まで行って来ました。
予想に反して大盛況、チケット購入までに30〜40分待ち、会場内はそれなりにごったがえしていた。前もって展示内容を検討すればよかったけど、そこそこの入場料とNASAってだけで飛び込んだのだが….
会場の3割は、プロローグ的な人物や歴史コンテンツで、狭い通路で囲まれているためTDLのアトラクション並のパンパン状態、同行メンバーと検討の上、プロローグはとばして、早々の物品やマシンの展示へ。
こちらは、ゆったりとしたブースに移ったので、それなりに観ることができた。
問題はメイン、ISSの実験棟「きぼう」のレプリカとか、シャトルのコックピット、8Kのシアターはそれぞれ長蛇の列、到着が遅めだったのと体力的な面も考えると、それぞれ1時間以上の待ち時間のものをすべてクリアするのは皆無だった。。その中でも1番短く派手目なものとして8Kシアター(待ち30分)だけ観ることに、映像はたった5分….たしかに見応えはそれなりだが、、これも結局エピローグ的な。。。
全体的な評価としては、とにかくレプリカや縮小版が多く、プレミアムな感じが薄かった。
酷評するのであれば、それぞれのブースごとにショールームを作っただけで全体的なまとまりのプロデュース感がなかったためか、”博覧会”ではなく”展示会”止まりになった印象は否めない。もはや夏休みの宿題の素材程度….というのは言い過ぎかもしれないが、もっと宇宙開発の技術者とかが各ブースに1人いるだけでも、違っただろうスパイスの足りなさはもったいないと思う。
それとイメージキャラクターが爆笑問題ってのはちょっと……
知りたい人が見に行く = 展示会 とするのであれば
宇宙博(博覧会)というなら、もう少し開発者の熱意や、苦労、ちょっと強引な素晴らしさを伝えても良かったと思う、後はもっと体感ものアームを動かせるとかレプリカでいいから月面マシンに乗れるとか、そうなればこの値段も相応だったと思うから、感想としては悪くはないが”もったいない企画”という評価に。
もちろん、行って良かったと思う部分としては、やはり宇宙服の歴史、徐々にハイテクになっていく所。それから当時の新聞記事、世界中の人が歓喜し輝いてた一面を見ることができたのは、当時生まれていなかった人間にとってはパワーを感じる展示があった。後は作業系のマシン、これは重機好きとしては、なかなか良かった。
お土産関連では、宇宙の写真じゃなくて、宇宙船の生活写真集とか開発者の写真とかマニアックな目線のものがあると良かったな、それなら迷わず買ったのに。。 むしろ今後出して欲しい!