冬も本格化して来たこの頃。
翌日の天気がかなり良いみたいなので夜中に思い立ってプランニング。
さて、天気は良いものの各所では積雪やアイスバーンのコンディションもあるため現状でいける範囲内の選定が難しかった。この時期は登山者も減少するためリアルタイム(Twitterなど)の情報が少ない。
せっかく向かってもアイスバーンでノーマルタイヤでは辿り着けない。。なんてこともあるので、都内から2時間以内、大通りから距離がなく2000m以下、展望が良いという条件で河口湖北側の三ッ峠(開運山)に決定。
今回初めてとなるが、情報では山小屋も充実しており、道に迷うことは無いということで今回も単独となりました。まぁ夜中24時にプランニングして、AM3時出発だから当然よね。最近はもっぱら”渋滞回避プラン”。
談合坂SAで朝ごはんと仮眠を取って、9時前に現地へ。
河口湖から整備された林道を30分ほどの三ッ峠登山口に、区画のある駐車スペースが10台、後は路肩や空き地を使えば20台くらいは停められそう。バス停もあるのでここからだと登りをかなり省略できる。
到着時は区画スペースが最後の1つ。
少し上ろうと思ったが先はアイスバーンで少し危険な雰囲気でした。
気温は、3度前後。
積雪は2cm程度、山小屋のジープがたまに通るので圧縮された部分がアイスバーンになり、少ない積雪でもちょっと気を遣います。アイゼンは不要。ほんとファミリーがハイキングや犬の散歩にくるような山のようです。
道の風景は特になく切なげな枯れ木だけ、ただ積雪を歩くギュッギュッっという音は個人的には大好きでスノートレッキングの最大の楽しみなので飽きない。
90分程で山小屋、ここから10分程で頂上となる。今まで見えもしなかった展望がひらける。裾野までみえる富士山、雪山化粧のアルプス山脈を一望できる。こんなに手軽に来れる山でこの展望は他にない、トップシーズンとなれば人気なのも納得。(頂上のスペースが狭い、座って御飯を食べるなら15人が限界。)
でもこの景色も、冠雪があるから絵になるんだと。寒いからと言って自然に出向かないのはもったいない。そして、改めて富士山は眺める山だなと。気温は0度だがおかげさまの晴れ天気でポカポカするのが気持ち良い。
防寒着を来て、お昼ごはん。
今日はノーマル+おにぎり。
お湯沸かしもさすがに0度だとガスも冷えてやや影響あり。予備のボンベ持ってきてよかった……
望遠で観るとスカイツリーも見えたっていうのは凄い。。
食事後のコーヒータイムになるとファミリーや団体がゾロっと10〜15名ほど。静かな山を楽しめるのも早いスタートならでは入れ替わるように下山することに。
下山は軽アイゼンを装着(2000円程度)、無くてもギリだけど着けると愕然と楽になる。積雪が浅いので、砂利や石をアイゼンで踏んでしまうとガキィィっという不快音もするし逆に滑ってしまうので着けていてもあえて雪の深めのところを歩いたり土部分を歩くのがコツです。
入れ違いなので、誰ともすれ違うことなく50分ほどで下山。
駐車スペースは車でいっぱいでした。
今日は渋滞前に帰るので、現地御飯は諦めて温泉だけ。
河口湖近くにある”天水”へ。
▼場所
河口湖 野天風呂天水
▼立地
河口湖駅から北へ車で10分
▼料金
日帰り入浴1,000円と高め。(割引もあるらしい)
▼施設
30畳ほどの畳でくつろぎスペース、ほかに小さめの食堂あり。
▼脱衣
ロッカーは100円未返却なのがマイナス。脱衣場は綺麗。
▼内湯
シャワーの勢いは◎、だが温度が不安定。
シャンプー類は低レベル、窓がほぼ無い
▼露天
源泉ぬる湯と屋根付き 温度は43℃前後。
▼展望
仕切りがあり空しか見えないので▲、野天≠展望を学んだ。
▼広告
http://tensui-kawaguchiko.com/onsen.html
誇張なく正直ベースなのが◎。ほぼこのまま。
<総評>
野天ではあるが展望では無いのは残念、シャンプーレベル、ロッカー有料とマイナス点が目立つ。汗を流す程度なら良いがだとしても結果1,100円は高く、プラスポイントはアクセスのみ。800円ならいいのに。。
13時半には河口湖を出発、ばっちり渋滞ゼロでスムーズに帰宅。
日曜の場合、これが最良プランだというのを確信。
ギアのメンテなどして、夜はシゲリさんからもらった柚子で柚子湯を堪能したとさ。
雪に柚子に、旬を感じた贅沢時間でした。
今回、本来はスノートレックの下見予定が運良く快晴スノートレックになってラッキーだった。単独ではあったがこのルートは人通りもそこそこあり山小屋もあるので初心者向け。アクセスも良いので本格的な雪山時に再訪できればいいなと。